食品・そのミクロの世界
―電子顕微鏡による立体写真集―
電子顕微鏡が日本で使われ始めて約70年、研究者たちのたゆまぬ努力は食品の進化を促していると思います。
本書は1991年に発刊され絶版となっていましたが、多くの声に応え最新の印刷技術を用いて復刻させたものです。農産加工品、乳製品、油脂食品、調味料そのほかの微細構造の画像をあますことなく掲載しています。特に食品業界の研究者の方には今後の研究に役立つことでしょう。
■C.P.A.大学 木村利昭先生共著
C.P.A.大学「チーズの科学講座」で、電子顕微鏡の権威である木村利昭先生が撮影したチーズの微細構造には目を見張るものがあります。ストリングチーズ、ゴーダチーズ、カゼイン見せるの凝固過程など、研究者以外では見ることもかなわないような写真が3Dビューアによって、立体的に浮かび上がります。(同署に3Dビューア付属)