しかし、このままではチーズとは呼べません。チーズがミルクと同じ味でないことから分かるように、「ミルク」と「チーズ」では成分の違いがあります。
ミルクの成分は @水分 A蛋白質 B脂肪 C糖質(乳糖) Dミネラル・ビタミンですが、このうちABDがチーズになります。つまり、固まった乳の塊から水分と糖質を排出しなければなりません。 |
| そのために、次に「カッティング(カードカット)」という工程を行います。 |
| その名前のとおり、この塊(カード)を均一に裁断し、水分を抜けやすくする作業ですが、ここで固いチーズほどカッティングを細かくし、カード粒を小さくします。また、軟らかいチーズほどカッティングは少なく(中にはおたまですくうだけのチーズもある)水分を多く残した柔らかいカードにします。 |
| また、フロマージュブランやクワルクといったフレッシュチーズの場合、プリン状のカードを、布袋に流し入れたり、孔のあいた型に入れて自然に水分を抜く脱水方法を取ります。 |
こうして排出された水分には、糖質(乳糖)や水溶性の蛋白質(乳清蛋白質)が溶け込んでおり、これを「ホエー(乳清)」と呼びます。
そう、カッティング後のカードは、糖質がホエーに移行しているため、レンネットを加えた当初の塊に感じた甘さはありません。 |
| 更にホエーを抜きやすくするために、チーズによっては、加温や温水を加える工程を行います。 |
おたまでカードをすくって、型に入れる
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型に入れられたばかりのカード。
まるで杏仁豆腐!
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